Melbourne skyline with sun setting at dusk

健康

メルボルンは、優れた医療体制、清潔な自然環境、汚染度の低さで、毎年の「世界で最も住みやすい都市ランキング」で最高の評価を得ています。さらに、CNNによる2021年「健康的な都市トップ10」でも上位にランクイン。「住むのに美しく健康的な場所」として世界5位の健康的な都市と評価されました。

CNNがメルボルンに高評価をつけた理由は以下の通りです。

  • 質の高い医療と健康予防の取り組み
  • 公害レベルの低さ
  • 公園やきれいなオープンスペースが利用可能
  • 栄養のある食品と安全な農業ネットワーク・慣行
  • 充実した公共交通機関(電車、トラム、バス)とシェアサイクルシステム
  • 地域社会の関わりとイベント

ビクトリア州での暮らしについて詳しくは「ライフスタイル」をご覧ください。

安全

メルボルンとビクトリア州は、安全な生活環境にあることで世界でも定評があります。

ビクトリア州は政治体制が安定し、犯罪率が低く、誰でもあたたかく迎える調和のとれた多文化コミュニティであるため、学生は安全に、効率のよい学習と留学生活を楽しむことができます。

ビクトリア州のホームステイ先は、慎重に選定し、学校が厳格にモニタリングしていますので、学生は友好的で安全、安心な環境下で最高のケアとサポートが受けられます。ホームステイファミリーについて詳しくは「滞在先とホームステイ」をご覧ください。滞在先とホームステイ

学校は安全で安心して学べる場です。各学校には、留学生が順調であるように責任を担う専任スタッフ、留学生コーディネーターがいます。留学生コーディネーターは、重大な出来事や緊急事態が発生した場合、24時間年中無休で連絡が取れます。

警察も24時間年中無休で対応しており、連絡は容易です。メルボルン近郊の鉄道駅にはプロテクティブサービス・オフィサーが常駐し、夜遅くでも乗客の安全を守っていますので、公共交通機関を利用する学生は安心して利用できます。

大学生・専門学校生も、Study Melbourne Hub(スタディ・メルボルン・ハブ)を利用して、あらゆる問題やサポートについて親身なアドバイスが受けられます。Study Melbourne Hubを ご覧ください

オーストラリアで安全に過ごすヒント

森林火災

オーストラリアは暑い気候で知られています。そのため森林火災の季節には常に注意する必要があります。森林火災は、ブッシュや森林の近くに住む場合に遭遇する可能性が高いです。ビクトリア州に到着したら、計画の手始めとして、自分の住む場所とその周辺環境を把握しておきましょう。計画を立てるのに役立つ情報として、Country Fire Authority(地方消防局)のプランをご覧になった上で備えましょう

海の安全

水辺で過ごすのはオーストラリア式のライフスタイルです。友人と過ごしたり、読書したり、水に入ってクールダウンしたりするのはすばらしいものです。ただし用心を怠らず、自分の安全に気を配りましょう。安全な過ごし方や命を守る重要な最新情報については Beachsafe(ビーチセーフ)をご覧ください

旅の安全

ビクトリア州に留学中、見どころやアクティビティがたくさんあります。ご家族やホームステイファミリーがドライブ旅行で人気の観光スポットなどを訪れたいと思うかもしれません。オーストラリアでは、自動車の運転、同乗、交通安全に関して厳格な規則やガイドラインが設けられています。ドライブに出かける場合、あなたとご家族が安全で思い出に残る体験ができるように心がけてください。安全な自動車旅行に関する情報は Travel Safely in Australia(オーストラリアの安全な旅)をご覧ください

自転車と歩行者の安全

新たな国で街を巡るのは、わくわくする冒険となりえます。ですが、特に歩行中や自転車に乗っている間、安全を最優先することが大切です。以下、路上で安全に過ごすために簡単なヒントをご紹介します。

歩行者

道路は左右をよく見ましょう。自分がなじんでいるのと逆方向から車が来るかもしれません。決められた横断歩道を渡りましょう。歩行者用信号がある場合は従いましょう。青は「進め」、赤は「止まれ」の意味です。最後に、注意散漫とならないように。歩きながらスマートフォンを操作したりヘッドホンを使ったりするのはやめた方がよいでしょう。周囲に気を配り、車が来ないか耳を澄ましておくことが大切です。

自転車

オーストラリアでは、自転車に乗る時にヘルメットを着用することが法で義務づけられています。できる限り自転車専用レーンを利用し、交通規則に従って、車の流れと同じ方向に走行しましょう。

自転車にせよ徒歩にせよ、新たな地域で安全に移動できるよう、現地の交通規則を覚えることをおすすめします。できれば友人と一緒に移動すれば、より楽しく過ごすこともでき、安全性も高まります。

ルールが定かでない場合、サポートが必要な場合は、留学生コーディネーターやホームステイファミリーに聞いてみましょう。またはBicycle road rules(自転車の交通規則)をご覧ください

インターネットの安全

インターネットや電話の安全な使い方は、学校から案内があります。ネットや電話で政府関係者、小売業者、宅配業者、警察官を装う詐欺師もいます。偽の電話、ショートメール、テキスト、Eメールを受け取ったと思った場合は、留学生コーディネーターかホームステイファミリーか保護者に知らせてください。以下のような要求をする電話、ショートメール、テキスト、Eメールに警戒しましょう。

  • リンクのクリック
  • 代金の支払い
  • 銀行口座やその他個人情報の入力
  • ユーザー名やパスワードの入力

詳しくは Student scams(学生を狙う詐欺)をご覧ください

緊急事態や緊急支援

学校には、身体や心の健康や福祉のために使用できるサービスがいくつもあります。こうしたサービスは無料で利用でき、面倒が生じることもありません。

緊急事態の場合は、以下のサービスに連絡することもできます。

あらゆる緊急事態、命を脅かす状況、大きな怪我

連絡先:

  • 電話:000番
  • 電話:112番(携帯電話から。電波やネットワーク接続がなくても通話可能)
  • 電話:106番(TDD電話から。番号はメールやショートメッセージ入力でなくダイヤルしてください)

行動:

000のオペレーターが、必要なのは警察(police)、消防(fire)、救急(ambulance)のどれかと尋ねます。どのサービスが必要かを答える必要があります。

通訳を要請することもできます。オペレーターが必要な言語を尋ねますので、言語名を英語で伝えます(例:Japanese)。

そうすれば、警察、消防、救急のいずれかにつながります。

オペレーターは、あなたを助けるため、さまざまな質問をします。例えば、現在の状況、電話番号、今いる場所などです。

自分の居場所を落ち着いてオペレーターに伝えれば、救助隊が駆けつけてくれます。正確な住所や場所を伝えるようにしましょう。街角の近くにいる場合は、最寄りの交差点の道路名が分かればそれをオペレーターに伝えてください。

オペレーターの指示があるまで電話を切ってはいけません。たいてい、オペレーターは救助隊到着まで電話をつなぎ、指示を与えて手助けしてくれます。

病院の救急科

連絡先:

  • 電話:救急車で緊急搬送を希望する場合は000番
  • 緊急でない場合は、留学生コーディネーターまたはホームステイ先の親に電話して連れていってもらうようにします。救急科がある病院は限られているからです。留学生コーディネーターやホームステイ先の親が適切な病院に案内してくれます。

行動:

救急科のスタッフは訓練を受けており、あなたと話をしながら状況を把握します。ほかに優先すべき患者がいる場合はその診察が終わるまで待つ場合もあります。

海外留学生健康保険(Overseas Student Healthcare Cover: OSHC) カードを忘れずに持参しましょう。

毒物情報センター(Poisons Information Centre)

連絡先:

  • 電話:13 11 26番

行動:

毒物情報センターのヘルプラインは24時間年中無休対応です。あなたや身近な人が毒物中毒になったり、薬物を過剰摂取したり誤って飲んだりした場合は、ヘルプラインに電話してください。また、海洋生物(クラゲなど)、ヘビ、クモ、昆虫(ミツバチやスズメバチなど)にかまれたり刺されたりした場合も、ヘルプラインに電話して助けを求めましょう。

心の健康に関する緊急事態

連絡先:

  • 電話:13 11 14番

行動:

ライフライン(Lifeline)心の健康電話ヘルプラインは24時間年中無休対応です。あなたや知人が心の健康についてサポートが必要な場合、ライフラインにはいつでも話を聞いて助けてくれる人がいます。

緊急の歯科治療

連絡先:

電話:9341 1000番

行動:

緊急の歯科治療が必要な場合は、カールトンのロイヤル・デンタル・ホスピタル(Royal Dental Hospital)に電話してください。歯科は夜9時15分まで診療しています。滞在地に近い歯科医院を紹介してもらうこともできます。

ナース・オン・コール(Nurse-On-Call)電話サービス

連絡先:

  • 電話:1300 606 024番

行動:

ナース・オン・コールに電話すると、登録看護師と直接話ができ、健康に関して思いやりある専門的なアドバイスが24時間体制で受けられます。ナース・オン・コールに連絡できるのは次のような場合です。

  • あなたや友人、ご家族の体調が優れない場合
  • 医療機関の助けを求める必要があるか定かでない場合
  • 家から遠い場所または医療機関から離れた場所にいる場合
  • 居住地域の医療サービスに関するアドバイスや情報が欲しい場合

ナース・オン・コールに電話すると、最寄りの病院の救急科に行くように看護師から指示される場合があります。

地元の医師や一般開業医(GP)

連絡先:

電話:地元の医師

行動:

地元の医師や一般開業医(GP)に連絡することもできます。かかりつけ医が休診の場合でも、ほとんどの場合、留守番電話サービスで時間外医療機関の電話番号を知ることができます。

海外留学生健康保険(OSHC)には、訪問診療を行っている時間外診療医のリストも載っています。

地元の薬局

Who to contact:

電話:最寄りの薬局

行動:

地元の薬局や薬剤師に連絡することもできます。24時間営業の薬局もありますが、多くは夜7時か9時くらいまで営業しています。薬剤師は、健康に関する多くの心配事について相談にのってくれます。

緊急でないサービス

連絡先:

  • 電話:留学生コーディネーターまたはホームステイ先の親

行動:

留学生コーディネーターは、必要な時に24時間年中無休でいつでも相談できます。留学生コーディネーターは、ホームステイで問題が生じた場合、健康や医療に関する心配事、不満や不安を感じた場合に手助けすることができます。留学生コーディネーターはあなたを手助けするのが仕事ですから、決してためらわずに相談してください。

道に迷ったり、間違えてバスに乗ったりした場合でも、留学生コーディネーターに連絡することが大切です。そうすれば無事に家に帰るお手伝いができます。

ホームステイ先の親に連絡し、助けを求めることもできます。

CRICOS provider name and code: Department of Education, 00861K
CRICOS course names and codes: Primary (Prep to Year 6), 019047G; Secondary (7-12), 019048F;
Victorian College of the Arts Secondary Course (7-12), 028651A

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