オーストラリアのビクトリア州では、移動がしやすく料金も手頃です。通学、友達の家や観光地への行き方はすぐに分かります。
容易に行き方を教えてもらえる
メルボルンでは目的地へ行くための方法がたくさんあります。ホストファミリーや留学生コーディネーターは次のようなアドバイスをしてくれます。
あらゆるところに行ける交通網
メルボルンの交通網は都市部全域に拡がっており、電車、トラム(路面電車)、バスなどを使って簡単に移動ができます。
サザンクロス駅はメルボルンにおける公共交通機関の拠点です。週に120万人以上の人々が利用しています。海外、他州、ビクトリア州地方部、そして近郊エリアから来た人が最初に到着するのがこの近代的なサザンクロス駅です。
サザンクロス駅では、都市部と地方鉄道線V/Lineの全列車、および殆どの長距離バスが発着しており、メルボルン市内とビクトリア州内の各都市を結んでいます。
「学校を探す」のページにある地図で、あなたが行きたい学校の交通アクセスを確認してみてください。
自転車での移動
メルボルンには広範囲にわたるサイクリング専用道のネットワークがあり、自転車で安全に移動することができます。自転車の電車持ち込みができるため、乗車と自転車を組み合わせて移動できます。
1枚ですべての公共交通機関が利用できる乗車カード:myki(マイキー)
ビクトリア州内の移動には、myki カードの購入が必要です。
このカード1枚で、近郊エリアのバス、電車、トラムに乗車することができます。myki カードは殆どのニュースエイジェント(新聞販売店)、コンビニエンスストアなどで入金(チャージ)することができます。
発券目的のため、メルボルンの交通網は市内中心部からの距離に従い2つの「ゾーン(区間)」に分かれています。
- ゾーン1は、CBD(中心業務地区)と呼ばれる中心部と近郊エリア
- ゾーン2は、郊外エリア
運賃は下記2つの条件により異なってきます。
- 利用するゾーン
- 乗車券の有効期間(2時間、1日、1週間、1か月、1年間)
Child myki(チャイルド・マイキー)
歳から18歳まで(19歳未満)の利用者は Child myki を購入し、コンセッションと呼ばれる割引運賃で乗車できます。
このコンセッションは、留学生や観光客も含め18歳以下であれば誰にでも適用されます。
17歳および18歳の場合、公共交通機関利用の際、常に年齢確認できる政府発行の身分証明書を携行する必要があります。
年齢確認に使える証明書の例としては次のようなものがあります。
- 運転免許証
- 仮運転免許証(Learner Permit)
- 年齢証明カード(Proof of Age card)
- パスポート
- もしくはその他の割引適用資格の証明書
例:ビクトリア州公共交通機関(PTV)発行の学生証明書(Student ID)、ヘルスケア・カード(Health Care Card)など
16歳以下の場合、年齢を証明するものを携行する必要はありません。
詳細はビクトリア州公共交通機関(PTV)のコンセッションのページを参照してください。
myki の使用方法に関する詳細はこちらから。
有名なメルボルンのトラム(路面電車)
メルボルンのトラムは、この都市のユニークな特徴のひとつです。メルボルン中心部と近郊エリアを探索するのに最適な交通機関です。480台以上のトラムと23の路線を有し、世界最大のトラムネットワークを誇ります。市内の殆どの主要道路上を走行し、路線は郊外にまで延びています。
特にメルボルンを訪れた観光客向けに、無料の路線「シティサークル」では伝統的なトラムが走行しています。トラムは、近郊エリアの多くの主要道路を走行しており、郊外でも一部運行されています。
メルボルン中心部の鉄道路線
メルボルンには鉄道路線「シティループ」があり、その一部は地下を走行しています。市内中心部には、フリンダース・ストリート駅、パーラメント駅、メルボルン・セントラル駅、フラッグスタッフ駅、サザン・クロス駅の5つの駅があり、メルボルン中心部の各エリアへのアクセスが容易です。
郊外への電車は、合計で18路線あります。各路線は午前5時頃から深夜まで運行しています。金曜と土曜の夜は、電車と一部のトラムが終夜運行しています。
ビクトリア州内各地を結ぶ地方路線
V/Lineはビクトリア州全体に拡がる鉄道網です。V/Line を利用し、ビクトリア州の各都市や地方部、更に他州へも行くことができます。ビクトリア州内にある人気の観光地の殆どがV/lineで行くことができます。V/Lineはmyki を使用できますが、路線によっては紙の乗車券を購入する必要があります。
メルボルンと国内・世界各地を繋ぐ、活気ある空港
メルボルン国際空港 は、オーストラリアで2番目に利用客の多い空港です。 オーストラリア国内のほぼすべての都市とすべての主要国際空港行きの航空便が発着しています。